クレスベビー1号は相変わらず自発的にエサを食べてくれないが、状態は安定しているように見える。
クレスベビーについては特筆することがないため、改めて飼育しているヤモリについてまとめておこうと思う。
我が家には現在、クレステッドゲッコー3匹(うち1匹がベビー)、ガーゴイルゲッコー1匹、ジャイアントゲッコー1匹、ニシアフリカトカゲモド1匹がいる。
ちなみに、現在ペットゲッコーてしてもっとも主流なのはレオパードゲッコーだろう。
見た目は我が家のニシアフリカトカゲモドとそっくりである。レオパードゲッコーは日本語ではヒョウモントカゲモドキといい、どちらもトカゲモドキの仲間である。見た目が似ているのも納得である。トカゲモドキというのはもちろんトカゲに似ているという意味だが、ヤモリもトカゲの一種なのだから当たり前だろうといえばその通り。一般的なヤモリとトカゲモドキの主な違いが何かといえば、まぶたがあるかないか。つまり、目を閉じれるか閉じれないかの違いである。
まぶたの有無は一般的なヤモリとトカゲとの違いでもあり、要するにヤモリなのにまぶたがあるからトカゲみたいだなぁ、うん、トカゲモドキだな、という理屈である。
ちなみに、トカゲモドキは趾下薄板(しかはくばん)と呼ばれるヤモリが壁や天井を歩くために指先に発達させている器官が退化しているので壁を垂直に登ることはできない。その点でもトカゲ的である。
またこの2種は比較的狭いケージでもストレスの少ない種類、日中はたいていシェルターに引きこもって出てこないし、エサに困らないからか夜間もそれほど歩き回らない。
生体では体長は20センチほどもあるし、動きもおっとりとしているのでうっかり見失うなんていうことはまずない。(ただ、狭い隙間に入っていくのが好きなので、あんまりケージの外で放置すると思いがけない隙間にずいずいと入って出てこなくなるので注意したい。)
そういう意味でも非常に飼育のしやすい種である。
正面から見ると口角が上がっていて、ニコッとしているようにみえるのも人気の要因だろう。

むぎみそ

また人工フードにも慣れやすく、虫が苦手な人も飼いやすいと言われる。
そうはいってももともとは昆虫食のヤモリなので、急に人工フードに興味を失い昆虫しか食べなくなる、なんていうこともある。
実際我が家のニシアフリカトカゲモドも人工フードからコオロギにエサを変更しなければならなくなった経緯がある。
人工フードで飼育可能というのは絶対に虫を必要としないという話ではないので気をつけてほしいとは思う。
我が家のニシアフリカトカゲモドはむぎみそという名前で、モルフはノーマル。そもそもワイルドの子である。そのため年齢は不明だ。
購入した店によれば輸入時期は2021.3ごろなので少なくとも4歳は超えていることになる。
おそらくメスで現在の体重は58.7gである。
エサは週に1回、カルシウムを振ったLサイズの冷凍コオロギを2〜3匹食べる。冬は代謝が落ちるので2〜3週間食べないこともざらにある。代謝と室温はリンクしているのできちんと温度管理していれば冬でも食欲は落ちないだろう。
2〜3週間あいても1回に食べる量は変わらない。胃のサイズが変わっていないのだから当たり前とも言えるし、代謝的に2〜3週間でコオロギ2〜3匹分のエネルギー消費しかしていないとも言える。
代謝が上がってくる時期は1回の給餌量より給餌回数を増やすほうが理にかなっているだろう。
最初の頃は2〜3週間も食べない時期があると不安になっていたのだが、最近はそういうものかと慣れてしまった。
ニシアフリカトカゲモドは尾のなかに栄養を溜めているので、十分な栄養が溜まっていれば数ヶ月は水だけでも生存可能だろう。尾が痩せてくる場合は代謝のほうが摂取エネルギーよりも多くなっている証拠で、拒食していると言えるだろう。
エサを食べていないのだから、それは拒食であり、尾が痩せるのは当たり前と思うかもしれないが、代謝の低下で食事をしないだけの時期はエサを食べなくても尾の太さや体重にほとんど影響がない。冬眠に近い状態といえる。食べる必要を感じていないだけで拒食とは違う状態と考えるべきである。
そういうわけでエサを食べなくても体型と体重のチェックをしておけば、状態が落ちているのかどうかは割と簡単に把握できる。
エサを全然食べないと焦るのは痩せ始めてからである。
ちなみに我が家のむぎみそは最長で2ヶ月食べない時期があったが体重的には数グラム程度しか減らなかったし、何事もなかったようにまたエサを食べるようになった。
そういう意味で拒食になったことはまだない。
飼育温度は15〜30度くらいである。冬は15〜25度、夏は22〜30度くらいを目安に管理している。1日の温度変化は少なくとも5度程度はあると思う。さすがに夏でも24時間30度という環境は望ましくないと思う。夜は多少下がって昼に暖かくなるという自然な状態を意識している。
真夏は28〜29度の冷房、真冬は22〜23度の暖房を設定している。外出中はエアコンを入れっぱなしだが、家にいる時は適時温度を見ながら昼夜の温度変化をつけている。
なお、湿度は、、、適当である。
シェルターにきちんと水を入れておきシェルター内部の湿度を保っていれば脱皮不全を起こしたことはない。ただし床材がキッチンペーパーの場合はわからない。あまり湿度の維持機能がなさそうなので脱皮不全も起きやすいかもしれない。
我が家ではソイルを使用しているので、シェルター内部でもある程度湿気を吸ったり吐いたりすると思われる。
また定期的(基本は1日1回だが、乾燥しているような日には2回)に霧吹きして水を飲ませていれば問題なさそうである。
そのほかに注意しているのは最低でも月に一度くらいは日光浴させることくらいだろうか。直射日光を当てる場合は半分は日陰にして自分で日当たりを調整できるようにしてやる。ただ直射日光が強い夏や長めに当てる時にはレースカーテン越しに当てている。
もともと日中は巣穴にこもって、夜間に活動するヤモリなのでそれほど頻繁に日光浴させる必要はないと思っているが、多少の紫外線を浴びても損はないだろう。行う場合は直射日光で体が温まりすぎて熱中症にならないように注意が必要だ。わからない方は直射日光に当てないに限る。
長くなったので今回は我が家のニシアフリカトカゲモドだけにして、他のヤモリの飼育環境等はまたの機会にしたい。
クレスベビーについては特筆することがないため、改めて飼育しているヤモリについてまとめておこうと思う。
我が家には現在、クレステッドゲッコー3匹(うち1匹がベビー)、ガーゴイルゲッコー1匹、ジャイアントゲッコー1匹、ニシアフリカトカゲモド1匹がいる。
ちなみに、現在ペットゲッコーてしてもっとも主流なのはレオパードゲッコーだろう。
見た目は我が家のニシアフリカトカゲモドとそっくりである。レオパードゲッコーは日本語ではヒョウモントカゲモドキといい、どちらもトカゲモドキの仲間である。見た目が似ているのも納得である。トカゲモドキというのはもちろんトカゲに似ているという意味だが、ヤモリもトカゲの一種なのだから当たり前だろうといえばその通り。一般的なヤモリとトカゲモドキの主な違いが何かといえば、まぶたがあるかないか。つまり、目を閉じれるか閉じれないかの違いである。
まぶたの有無は一般的なヤモリとトカゲとの違いでもあり、要するにヤモリなのにまぶたがあるからトカゲみたいだなぁ、うん、トカゲモドキだな、という理屈である。
ちなみに、トカゲモドキは趾下薄板(しかはくばん)と呼ばれるヤモリが壁や天井を歩くために指先に発達させている器官が退化しているので壁を垂直に登ることはできない。その点でもトカゲ的である。
またこの2種は比較的狭いケージでもストレスの少ない種類、日中はたいていシェルターに引きこもって出てこないし、エサに困らないからか夜間もそれほど歩き回らない。
生体では体長は20センチほどもあるし、動きもおっとりとしているのでうっかり見失うなんていうことはまずない。(ただ、狭い隙間に入っていくのが好きなので、あんまりケージの外で放置すると思いがけない隙間にずいずいと入って出てこなくなるので注意したい。)
そういう意味でも非常に飼育のしやすい種である。
正面から見ると口角が上がっていて、ニコッとしているようにみえるのも人気の要因だろう。

むぎみそ

真冬は鳥用のヒーターを入れている
また人工フードにも慣れやすく、虫が苦手な人も飼いやすいと言われる。
そうはいってももともとは昆虫食のヤモリなので、急に人工フードに興味を失い昆虫しか食べなくなる、なんていうこともある。
実際我が家のニシアフリカトカゲモドも人工フードからコオロギにエサを変更しなければならなくなった経緯がある。
人工フードで飼育可能というのは絶対に虫を必要としないという話ではないので気をつけてほしいとは思う。
我が家のニシアフリカトカゲモドはむぎみそという名前で、モルフはノーマル。そもそもワイルドの子である。そのため年齢は不明だ。
購入した店によれば輸入時期は2021.3ごろなので少なくとも4歳は超えていることになる。
おそらくメスで現在の体重は58.7gである。
エサは週に1回、カルシウムを振ったLサイズの冷凍コオロギを2〜3匹食べる。冬は代謝が落ちるので2〜3週間食べないこともざらにある。代謝と室温はリンクしているのできちんと温度管理していれば冬でも食欲は落ちないだろう。
2〜3週間あいても1回に食べる量は変わらない。胃のサイズが変わっていないのだから当たり前とも言えるし、代謝的に2〜3週間でコオロギ2〜3匹分のエネルギー消費しかしていないとも言える。
代謝が上がってくる時期は1回の給餌量より給餌回数を増やすほうが理にかなっているだろう。
最初の頃は2〜3週間も食べない時期があると不安になっていたのだが、最近はそういうものかと慣れてしまった。
ニシアフリカトカゲモドは尾のなかに栄養を溜めているので、十分な栄養が溜まっていれば数ヶ月は水だけでも生存可能だろう。尾が痩せてくる場合は代謝のほうが摂取エネルギーよりも多くなっている証拠で、拒食していると言えるだろう。
エサを食べていないのだから、それは拒食であり、尾が痩せるのは当たり前と思うかもしれないが、代謝の低下で食事をしないだけの時期はエサを食べなくても尾の太さや体重にほとんど影響がない。冬眠に近い状態といえる。食べる必要を感じていないだけで拒食とは違う状態と考えるべきである。
そういうわけでエサを食べなくても体型と体重のチェックをしておけば、状態が落ちているのかどうかは割と簡単に把握できる。
エサを全然食べないと焦るのは痩せ始めてからである。
ちなみに我が家のむぎみそは最長で2ヶ月食べない時期があったが体重的には数グラム程度しか減らなかったし、何事もなかったようにまたエサを食べるようになった。
そういう意味で拒食になったことはまだない。
飼育温度は15〜30度くらいである。冬は15〜25度、夏は22〜30度くらいを目安に管理している。1日の温度変化は少なくとも5度程度はあると思う。さすがに夏でも24時間30度という環境は望ましくないと思う。夜は多少下がって昼に暖かくなるという自然な状態を意識している。
真夏は28〜29度の冷房、真冬は22〜23度の暖房を設定している。外出中はエアコンを入れっぱなしだが、家にいる時は適時温度を見ながら昼夜の温度変化をつけている。
なお、湿度は、、、適当である。
シェルターにきちんと水を入れておきシェルター内部の湿度を保っていれば脱皮不全を起こしたことはない。ただし床材がキッチンペーパーの場合はわからない。あまり湿度の維持機能がなさそうなので脱皮不全も起きやすいかもしれない。
我が家ではソイルを使用しているので、シェルター内部でもある程度湿気を吸ったり吐いたりすると思われる。
また定期的(基本は1日1回だが、乾燥しているような日には2回)に霧吹きして水を飲ませていれば問題なさそうである。
そのほかに注意しているのは最低でも月に一度くらいは日光浴させることくらいだろうか。直射日光を当てる場合は半分は日陰にして自分で日当たりを調整できるようにしてやる。ただ直射日光が強い夏や長めに当てる時にはレースカーテン越しに当てている。
もともと日中は巣穴にこもって、夜間に活動するヤモリなのでそれほど頻繁に日光浴させる必要はないと思っているが、多少の紫外線を浴びても損はないだろう。行う場合は直射日光で体が温まりすぎて熱中症にならないように注意が必要だ。わからない方は直射日光に当てないに限る。
長くなったので今回は我が家のニシアフリカトカゲモドだけにして、他のヤモリの飼育環境等はまたの機会にしたい。
コメント